本読み、音楽、アニメ、ゲームなど……じぶんのためのメモ的なものを、気まぐれに載せています。

2015年2月1日日曜日

「100語でわかるガストロノミ」

21:59 Posted by どぼん , 4 comments

01/01 : アラン・ボウエー、ローラン・プランティエ「100語でわかるガストロノミ」

 人は、毎日食べなければならない。そして、料理をすることは、その食べる時間を素朴な幸せの瞬間にすることである。私は、料理を熱烈に愛する。食材を吟味し、調理し、決して、仰々しくならず、的確で気取りのない方法で素材の持ち味を引き出すことがたまらなく好きである。(中略)シェフの気難しさや創造性を超えて、料理にかける情熱が、絶えることなく受け継がれ、手を加えられ、崇高なものにされたと解釈している。料理とは、実に人間的で、本質的で自然なものである (p. 166)
◆フランス料理界の重鎮100人がそれぞれ料理にまつわる言葉をテーマにして書いたエッセイ集です。シェフたちが一つの本を作り上げるというコンセプトに惹かれ、読んでみました。かれらが料理に挑む心意気や食材に払う敬意、かれらの料理にまつわる思い出の数々をとおして、シェフという人たちが少しだけ身近になったように思えます。かれらの幼少期のお話がまた魅力的で、幼少期にきのこと接して育ったとか、ロースト肉のソースをつまみ食いする喜びとか、読んでいるだけで共感できる子ども心がそのまま描かれています。
◆それと関連して、すこしポエムみたいな項目があるのもよいですね(笑)。さらに、ちょっとしたレシピもあったりして、なかなか読みごたえのある本だと思います。フランス料理ということで、ふだんあまりなじみのない言葉(たとえばガルグイユとか、知りませんでした)もテーマに挙げられていますが、どんなものか想像するのも楽しいものです。
◆ちなみに、ガストロノミとはもともと「胃の作法」の意、食事に関する美意識のようなものを幅広くさす言葉のようです。

4 件のコメント:

  1. 100人も?すごく読んでみたいぃ!!100人って相当な人数ですよね。驚
    最近再び活気を取り戻してきたらしいガルグイユ通り(…違)とか 特定の地域からしか見られないといわれるガストロノミ星(…違)とかまったく知らないが、そんな私でも楽しめそうな内容!(※登場する通りや星の名はフィクションです。
    ポエムやレシピも気になるー。またまた素敵な本を紹介していただいて、いつもありがとうございます☆また一冊、また一冊と、読むのが楽しみな本がどヴぉんさんのおかげで増えています。どうなってるんでしょう、どヴぉんさんの読む本はどれも興味深い。

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    1. ガルグイユ通りにガストロノミ星、どんな物語になるのか興味がありますが(笑)

      料理の本というよりはエッセイ集といったほうがよい内容だと思うのですが、いろいろなシェフの食材への思い入れや思い出が語られているというのが面白いです。こういう本が好きです (小説などは相性がよろしくない場合も多くて、途中で挫折することもかなりあります^^;)

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  2. ブログにのせてらっしゃるこれだけの数の本を読み終えているのに、ほかにまだ、途中まで読んだ本がいくつもあるんですか!わーおすごいなぁ…

    どヴぉんさんは挫折という言葉と無縁かと思っていた…とはいっても、この場合は相性だからやっぱりどヴぉんさんは挫折とは無縁ですなッ!(独断 え?私ですか?えぇえぇよくばったり出会うんですよ挫折さんと。会う予定なんて入れてないはずなんですけど。・・・

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    1. 読んだと自称している本は100もなくて、おまけに頭に入っていないからまったくすごいことはないんです(^^;) 自分の好みを限定していれば、自分に合わない「ハズレ」を引くことはかなり減ると思うのですが、かなり適当に選んでいるので「ハズレ」を引いてしまうのだと思います。 挫折という言葉はもう、古くからのお友達です(笑)

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